ひびわれろぐ

いつ割れるかわからない、ひび割れそうな日々我ログ。

ドラクエをあまり知らない子の話

子どもとドラクエの話をした時の話です。

ドラクエ世代の私の話

私の子どもの頃は、ゲームと言えばファミコンだったし、ゲームばかりしていないで外で遊びなさい、と言われていた子が多かった記憶があります。
そんな世代なもので、私自身はナンバリングタイトル(オンラインの10を除いて)はある程度触っています。
DQMは初代テリワン、イルルカまででしたけど…。

そうでもない世代の子どもの話

で、うちの娘(8)。
1日1時間くらいしかゲームはしていないのですが、割と私がゲームをしているのを見ていたりします。

どうやらドラクエは『ダイの大冒険』で知ったらしい。そういえば娘の前でまともにドラクエやった記憶がない。
小学生男子たちの会話の中に出てくるのを聞いた程度のようです。
あとは中途半端に見たようで、登場人物も「何か紫色のやつなら覚えてる」と言うのです。

dq-dai.com

誰や…紫色って…。この中には居ないって言われました。
私は当時連載されていた漫画しか見ていないので、カラーをあまり覚えておらず、この件は迷宮入りになりました。

何が言いたかったのかというと

ふと思ったのが、今の子ども世代はコンテンツ乱立もあって『必ずしもドラクエを通って育つ』世代じゃないんだろうか…と。
とはいえ、最近は土曜日の朝にアニメやってる事もあり、触れる機会もあるのかもしれない。
そのうち傘でアバンストラッシュをする小学生男子が…いや、このご時世さすがに出ないか。

ポケモンはそれこそ乳幼児向けのブランドがあったり、気付いたらアニメを見ていたりとそれなりに知っていて、上の子はサンとソードでチャンピオンになるところまでは終わっていたりもします。下の子すらもうすぐチャンピオンです。

でも、スライムって言われてもピンと来ない様子。そもそもアイツ紫じゃないし、居たとしても覚えられていない。

ポケモンGOしか触った事のない年配の方がいるように、FF14なんて14しかしていない層すら居るんじゃないか、DQもナンバリングタイトル以外の派生作品しか触った事がない人も居るんじゃないかとか考えたりするのです。

そう思うと、スマホアプリやら派生作品はシリーズのプレイヤー層を広げるのに役に立っているんだろうなあ。
ただ、スマホアプリだとスマホを触っている人しか触らない(スマホを持たない世代には触れない)ので、子どもに触らせるのはなかなか難しいところ。

そのあたり、ちゃんとしたデータを拾っていないので、そんな事はなかったりするかもしれないけれど。

ただ、これだけ続いたシリーズでもあるし、ナンバリングタイトルは期待が高まるし、大作化だけは避けられない話ですよね。そしてタイトル間の発売日が何年もかかってしまうという…。
また続き過ぎると何処から触って良いのか分からなくなりそう。
実際は何処からやっても良いんですけどね…

という事で、セールの時に買ってあったswitch版のDQ11Sをはじめてみました。

www.dq11.jp


実は3DS版は発売日に買って終盤までやったのですが、地獄谷五人衆…じゃなくてなんかオーブを持ったボスキャラを何処まで倒したか覚えていない状態。

ついにDQもディレクターズカット商売を始めたか…と思いながらもわざわざ体験版をDLして、最初からスタートしています(体験版から始めたらスキルの種が3つ手に入る)。

いきなり手にアザが出たからお前は勇者の生まれ変わりだなどと言われ、旅に出されるのって今考えると無茶苦茶ですよね。
まあこの先に更なる無茶苦茶が待っているんですが。

おわりに

DQの『序曲』は本当にいつ聴いてもカッコいいし、ファミコン版ですらあの音源に最適化されている仕事ぶりを見ると、本当にすぎやまこういち先生は偉大な作曲家だったと思います。

でも、すぎやま先生の逝去で、私が子どもの頃はずっと続くと思っていたドラクエが、この先いつか続かなくなるんじゃないか、って考えてしまいました。

キャラクターデザインやモンスターデザインが鳥山先生じゃなくなったら、ドラクエじゃないと思ってしまいそうで。ドラゴンボール超みたくとよたろう先生になるのかな…。

などと思いながら、すぎやま先生の恐らく最後のお仕事であろう、DQ12を楽しみに待っています。