ひびわれろぐ

いつ割れるかわからない、ひび割れそうな日々我ログ。

ゲームと子どもの話

子どものゲーム問題、今も昔も形は違いつつもあるんだよね…

ちょっと前にあった困ったこと

基本ルールとして、家では『ゲームは1日1時間』としています。
条例は知った事かと思っておりますが、ゲームに依存した大人にはなってほしくないという思いはあります。

私自身が貴重な20代をオンラインゲームに費やした事実は変えようがないのです。
その頃今やってる勉強をしておけば…と本気で後悔しても後の祭りです。
どんなにソロスキルが上がっても、どんなレアアイテムを持っていても、そのゲーム自体がサービス終了したら意味ないですね…!

と、盛大に脱線しましたが、先日上の子が学校から帰って、日常的にやる勉強を終える前にゲームがしたい、と言いだしたのです。

何故かというと、ゲームは1時間しか出来ない前提があるので、それを削って勉強をしたくない、と。

物事の優先順位が狂ってしまっているのです。これはちょっと問題だと思いました。
小学生時代ゲーム…というかファミコンばっかりしていた私が言うのもアレですが、宿題だけは終わらせていました。

この時は子どもには言いました。
『他の大事なことよりも、ゲームを優先しようとするのなら、これ以上ゲームはさせないよ』
この言葉で子どもは泣き出してしまいました。
ここ最近で1番の大泣きです。

ゲームは楽しいし、ゲームを通じて得るものがないとは言いません。
努力(経験値やお金稼ぎ)がわかりやすく数値化されていて、レベルが上がる事によりハードルを越えられる(ボスが倒せる、クリアが出来るなど)という結果が得られる、達成感を感じやすいのです。
だからこそ中毒性があるとも思いますが…ある種の成功体験に通じるものはありますね…。

ただ、娯楽なんです。遊びなんです。
(『これはゲームではあるが、遊びではない』というキャッチコピーが何かでありましたね…)

今の歳でゲームしか見られなくなってしまったら、この先本当にゲームしかなくなってしまう。
そうなって欲しくはないな、と思います。
それも人生の一つなんですけどね…

今後の基本方針

私としては、『ゲームをするな』と言いたい訳ではありませんし、正直ゲームと共に育った世代の1人なので、遊ぶことに反対する気持ちは微塵もありません。
ただ、ゲームが全てじゃないんだよ、もう少しいろいろなものに触れて欲しいな、という思いがあります。

1日1時間を軸にしつつ、やらないといけない事をちゃんとこなす事、普段の行動がちゃんと出来たら空いてる時間は(ちゃんと言えば)使っても良いよ、としています。
比較的休日だと時間は作りやすく、平日は短めになります。
習い事がある時はもっと短めになります。

それはそうと、後年になって色々本人が語ってくれていますが、ゲームメーカーの中の人の立場から『ゲームは1日1時間』と(根拠はないけど)指針をちゃんと出した高橋名人
色々な意味があったようですが、いまだに目安になっているのは凄いものだなあと感じます。

game.watch.impress.co.jp
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おわりに

私も20代の頃は仕事から帰ったらゲームばかりしていた時期がありました。
その頃に得た友人の中には今も付き合いのある方が何人かいます。
結果として残ったのはそれだけになってしまいましたが、その頃遊んだ思い出は大事な思い出でもありますね…。