ひびわれろぐ

いつ割れるかわからない、ひび割れそうな日々我ログ。

新型コロナウイルスに感染した話(後編)

前回に引き続き、『新型コロナウイルスに感染した話』をお届けします。
長かった病院生活もこれで終わりです。


ちなみに、前回のお話(1日目~7日目)はこちら。

twilight-chime.com

自宅に帰れたので、こっそり一部編集しています。

8日目(3月29日)

気付いたら腕から血を抜かれていました。
ちょっとびっくり。
これは寝ぼけたまま返事してたね、間違いなく。

そしてベクルリー投与最終日です。
やっと点滴の針が抜けました。
胸の痛みも随分取れて、楽になりました。
最初は胸全体が痛い感じでしたが、部分的に痛い箇所が数箇所ある、みたいな感じです。
ちなみにこれは通常5日間の投与で、最長10日間まで投与可能だとか。

しかし熱が下がらない、一日中ほぼ38℃前後でした…。

あと会社から連絡ありました。
資格試験の証明書が欲しいとか。それどころじゃない(笑
コロナで入院したので無理です、退院したらメールででも送ります、と伝えて終了です。

9日目(3月30日)

熱が下がらない。
38.3℃くらいまで上がります。

この日は入院した日以来のCTスキャン
入院した日以来初めて病室の外に出ましたよ。

結果は見せてもらってなかったりします。
肺の影は消えたかな…

日中はゲームとかする元気もないので高校野球見てました。
準々決勝あたりから見ていたのだけれど、大阪桐蔭の火力だけが他のチームと比べてバグってたのが印象的でした。
どのチームも弱くなく、良い勝負を見せてくれるんだけど、大阪桐蔭だけは打力で他のチームより頭一つ抜きん出ていたと思う。
市立和歌山戦では17-0で1試合中のホームラン最多記録(6本)だとか。
これに並ぶ記録が桑田とか清原のいた時代のPL学園の頃だそうで。

寝る時も熱が下がらず。

10日目(3月31日)

朝起きたらまた血を抜かれてました。
今度は検尿と抗原検査も。
やっと朝の体温が36.7℃と人並みの温度に戻って少し楽になったかも。
この調子なら10日で退院出来るかな…と思っていたら、夜になると咳が増えて、やっぱり37.5℃くらいに戻ります。

11日目(4月1日)

日中は割と元気になりました。
平熱36.7℃。
世間的には桜が満開になりつつあるそうで。
病院の窓からは桜も見えません…

元気になってきたので、持ってきた3DS版のDQ8をやってました。
もう胸の痛みはありませんでした。

正直病院食以外が恋しくなったのがこのあたり。
味付けが薄いとかはないけれど、どれも和風の大人しめな味付け。
美味しくないわけではないけれど、毎日似たような味のものを食べるとさすがに飽きる…。
あと、普段家ではあまり魚料理はしないんですが、2日に1食はお魚が出ます。これはちょっと嬉しい。

ジャンクフード食べたい。

12日目(4月2日)

回診に来た先生からは『桜満開だよー、でも退院する頃には散ってるかもねー』なんて冗談を言われてました。
CTの結果もまだ微妙に影が残ってるんだとか。
痛みはもうないんだけど、咳と痰がきっつい。
どうもコロナ終盤の時期に出やすい症状なんだとか。

ちなみに味や匂いは初期からずーっと何ともありません。
実は食欲もほぼ落ちなかったのです。

入院伸びるかなぁ…この前ポチった飲み物もなくなりそうだしなあ、という事でまたまたヨドバシさんで2リットルのお茶6本をポチり。

昼間は平熱36.7℃、夜は37.1℃くらい。

13日目(4月3日)

ひたすらDQ8やってました。
ただ本当に咳が多くて、腹筋が筋肉痛になりました…

ようやく夜も平熱が36℃台に。
でもいつ退院するんだろう…と思って調べてみたら、やっぱり検査してからっぽい。

14日目(4月4日)

めちゃくちゃ元気。
咳もかなり減りました。
回診にきた先生からは『そろそろ退院する?確定じゃないけどねー』と言われました。

という事で2度目の検査。
結果は明日の予定。

どうやら内部的には明日に退院の方向で話は進んでいるらしく、看護師さんに退院後の話なんかもされました。

入院費はかからないけど、診断書が必要ならお金はかかるし、出た後も(感染力はない)コロナウイルスを排出していくので、そこを気にする職の方は外来で受診してねー、とか。
わたしは休職中の身なのでノーダメージですけどね!

あと生命保険(医療保険)の適応になるらしい。
必要な書類が保険会社によって違うので、また必要だったら連絡下さいとの事。

で、お茶届きました。
無駄な荷物です。ええ、未開封です。

15日目(4月5日)

きっかり半月かかったコロナとの戦いですが、先生の回診の際に、コロナ陰性だったとの話がありました。
という事でバタバタしながら荷物をまとめて退院です。
12リットルのお茶めっちゃ重たいです。

ちなみに、コロナの治療そのものは公費で賄われます。
つまり無料。
真面目に入院費払ってるとなかなか良い額になる気がします。
入院は11日間。予定より1日長かったです。

これでコロナとの戦いも終わった…。
とはいえ、また変異株出るんだろうなあ…。

帰ってからは医療保険の適用範囲について保険会社に連絡しました。
適用されるらしいです。良かった良かった…。

おわりに

個人的には、自身が反ワクチンでもないのであれば(主義思想はそれぞれあるかと思いますので…)、感染しちゃった側からすると、大人たちは『ちょっとシンドイかもしれないけど、ちゃんとワクチン打って効果あるなら打っといた方がいいよ』と思います。

ただ…まさか私が中等症まで行くとは思いませんでした。思ったより効果半減まで早かったですね。
2回接種済みですが、済んでから半年になります。
まあ接種した時もそんなにシンドくなかったしなあ、と思ってコロナを甘くみていたフシはあります。

ちなみにわたしはワクチンの類に限らず、長生き出来るなら体内にナノマシンを埋め込もうが機械の身体になろうが構わない、と思うタイプです。

皆さまも十分にお気をつけているかと思います。
ただ、手洗い消毒それでもかかる時はかかりますし、ワクチン打ってても運が悪ければ重症化もします。(私は恐らく自宅内感染です)
やれる防止策はちゃんとしておいた方が良いですね…。